投稿キャンペーン
kazuho.exblog.jp - 奥 一穂の飲んでから書くブログ。なにもかもアルコールのせいです
移転しています
以下の2サイトへ移転しております。

Kazuho's Weblog
kazuhoのメモ置き場

■  [PR]
# by kazuhooku | 2013-12-12 12:17 | 近況
インターネットとオープンソースとエンドユーザー開発
 昨日は初めてお目にかかる方も結構いらして、自分の立ち位置を改めて見直す機会になりました。行ってよかった。ありがとうございます。で、見直しながら思ったこと。

 オープンソースの隆盛は、ソフトウェア産業外への競争点の移転であるってのは、「Data is the Next Intel Inside」という O'Reilly のフレーズによっても明らかだと思うけど、ソフトウェア産業が成熟期に入ったため、という説明についての納得度はどうなんだろう。成熟したソフトウェア企業の売上構成は、製品の販売からサポートへシフトしていくというのは「ソフトウェア企業の競争戦略」(クスマノ) とかに出てくる話だけど、製品自体からお金を取らないオープンソースモデルの一般化 (しているかはさておき) というのは、つまり産業が成熟したということ (あるいはそれを先取りしようとする動き) だという見方も当然なりたつんだろうと。そのあたりをちゃんと分析した本はないのかな注1

 オープンソースが流行ったのは、いかにソフトウェアの製造原価が安いとは言え、インターネットによって流通コストが下がったという点を忘れてはいけないだろう (書籍と比較して考えればいいのかな) 。一方で、blogosphere (とか Wikipedia) と比べるとソフトウェア開発の間口はなかなか狭くて、アマチュアからアルファプログラマーになる人がいっぱい出てきて、職業としてのプログラマはもうダメぽ的な雰囲気には、(マスメディア vs. ブロガーの対比とは異なり) 話としてすらなかなか出てきそうもないわけであり。

 逆に、そこが新たなサービスを展開するチャンスだ、と捉えるのであれば、End-user Development を可能にするようなウェブサービスとしてどのようなものが考えられるか、という話になる。新しい流通構造に即した配布チャンネルを作り、そこにエンドユーザーを開発者として呼び込むようなJapanize は、そこがおもしろいと思ってやっているわけですが、AutoPagerizeYahoo! Pipes なんかは EUD の仲間になるんだろうか。あるいは、ブログパーツなんかも広義の EUD になるのかな注2

 ウェブ上でのエンドユーザー開発については、カンファレンスが開かれてしかるべき、と他人事のように言ってみる。

参考: 「伝説の焼肉」 - すぎゃーんメモ, 伝説の焼肉に行ってきた:さむしんぐにゅぅ

注1: そういえば最近 Report: Pure Open Source No Longer a Viable Business Model - ReadWriteWeb なんて話も
注2: その点、Greasemetal は作っていて、プログラム (userscript) の配布形態が古くさい感がなきにしもあらず

■  [PR]
# by kazuhooku | 2008-10-16 16:16 | 雑想
Google Chrome の目指すところ
 Google Chrome の実行環境の本命は携帯電話なのかなぁ。

 Google は携帯電話市場が (Google にとって) 標準化されオープンになることを期待しているし (例: Android) 、一方で現状、オープンソース (かつ高機能) の携帯電話向けウェブブラウザは存在しないし。

 だったら、自分たちで作るか → 当然ウェブサービス開発用に PC 上でも動くようにするよね → だったらそれも公開すればいいじゃん、みたいな。

 ということを、Google Chrome の JavaScript 実行エンジン V8 の対応環境に ARM が含まれているのを見て思った (Introduction - Google V8 JavaScript Engine - Google Code)。Mozilla (Gecko) あたりと比べると Safari (WebKit) が携帯電話に向いている設計であることは iPhone の例を持ち出すまでもなく明らかだし。
■  [PR]
# by kazuhooku | 2008-09-03 07:48 | 雑想
mixi の OpenID 対応に見る、そのソーシャルグラフの変質
 もともと mixi のソーシャルグラフ (マイミク関係のこと) は、1) 双方向、かつ 2) mixi の会員のみに公開されるもの、だった。それが、今回の OpenID 対応 (速報、1500万人が使える mixi OpenID の技術面を解説するでござるの巻 - Yet Another Hackadelic, 他) で少し変わったんじゃないかな、と個人的には思っている。

 それは、マイミク関係の片方の当事者の意志のみで、mixi 外にその関係性を公開できるようになった、という点。

 実際のところ、千数百万人もユーザーがいるサービスにおいて、サービス内公開と一般公開の差はないだろうし、API を通じて情報を集めるくらいならスクレイピングの方が効率的なわけで、なんら問題ではないんだけど。

 ただ、自分にとっては、mixi 会員であること、あるいは、マイミク関係のもつ意味、というのの変化を改めて振り返るいい機会になった。

注: OpenID の Relying Party は mixi 会員である必要もないし、mixi との間になんらかの契約を結ぶこともない (自分はそれでいいと思います。参照: mixi Developer Center » ガイドライン)
■  [PR]
# by kazuhooku | 2008-08-21 20:13 | 雑想
オープンソース≠「バザール」
 よくある誤解のように思いますが。正しい理解は、

 この論文ではまず、大成功したフリーソフト/オープンソースプロジェクト fetchmail を分析する。このソフトは、Linux の歴史から導かれる、ソフト工学についての意外な理論を試すという意図で実施されたプロジェクトである。本論ではその理論を、二種類の根本的にちがった開発スタイルという形で論じている。一つは FSF やそのまねっ子たちの「伽藍」モデルで、それに対するのが Linux 界の「バザール」モデルだ。
伽藍とバザール (Eric S. Raymond, 山形浩生訳)

ということ。

8/21 追記: ESR の言い分だけを鵜呑みにすべきと言うつもりもないけど、Open Tech Press | NetBSDの将来あたりもあわせて読むとおもしろいかと。
■  [PR]
# by kazuhooku | 2008-08-20 16:33 | 雑想
< 前のページ 次のページ >
XML | ATOM

skin by excite