kazuho.exblog.jp - 奥 一穂の飲んでから書くブログ。なにもかもアルコールのせいです
日本の音楽配信市場は焼け野原?
 NETAFULL によると、音楽配信サービス各社が一斉に値下げしているらしい。

 そんなことして、大丈夫なの?

 そもそも、 iTunes Music Store の価格が安いのは、 iTMS が iPod を売るためのおまけだからだ。iPod シリーズで一番安い Shuffle 512MB でさえ、利益は¥3,500~¥4,000と見積もられている (So Wh@t?) 。音楽配信で同程度の利益を上げようとするならば、とても甘く見積もって、配利益率を20%、一人平均50曲買うとしても、1曲の値段が¥350~¥400にもなってしまう。
  それならば、配信価格をできるだけ下げて、 iPod の価値を高めよう、というのがアップルの戦略なのである。このことは、Speed Feed が触れている、iTMS がぎりぎり黒字という話とも符合する。

 では、対抗値下げした各社のビジネスモデルはどうなのか。Walkman というデバイスがある Mora はともかく、「ORICON STYLE」や「OnGen」、「Listen Music Store」といったあたりは、配信自体で利益を上げる必要があったはずだ。
 しかも、「Listen Music Store」以外は、日本国内オンリーのローカルプレイヤーであり、スケールメリットが限定されている。

 もう、赤字確定なんじゃないんでしょうか。

 一年後、音楽配信サービスを継続しているのは、iTMS と Mora だけになっているかもしれない。
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by kazuhooku | 2005-08-05 23:25 | 雑想
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