kazuho.exblog.jp - 奥 一穂の飲んでから書くブログ。なにもかもアルコールのせいです
「イノベーションのジレンマ」とベンチャーの戦略 (または従業員のサル知恵)
 ベンチャー企業にとって役に立たない戦略論があるとしたら、まさに「イノベーションのジレンマ」がそれだと思う。「イノベーションのジレンマ」は、支配的企業が失敗しないためのアンチパターンであり、役に立たないどころか、ベンチャーが成功する可能性を狭めている注1

 数年前、TR100 に選ばれて M.I.T. に行ったとき、カンファレンスの基調講演が同書の著者、クリステンセン教授だった。
 当時の自分にとっては、とてもスマートでおもしろい講演だったのだが、今なら言いたい。

 「あんたのせいで、おれたちベンチャーは苦労してんだよ!」

 そんな私も、このたび上場企業のラボに参加することになりました。ようやく先生の理論を活かせる時が来たのです。
 これからは、上司にプロジェクトを提案する際、

 「これは破壊的イノベーションになる可能性があるから、やらないとダメです」

と主張しようと思います注2。先生、ありがとうございます。


注1: なので、たとえ跳箱さんで指摘されているような誤用をしていない場合でも、「イノベーションのジレンマ」を口にするようなベンチャーってどうなの、と思います
注2: 昨日のアレは、破壊的イノベーションになる可能性があると思います>社長 (笑)

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by kazuhooku | 2005-08-12 09:25 | 雑想
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