kazuho.exblog.jp - 奥 一穂の飲んでから書くブログ。なにもかもアルコールのせいです
JASRAC (´・ω・) カワイソス
 こんなエントリを書いていた自分が、まさか JASRAC に同情する日が来るとは。

 JASRAC が配布した YouTube への「共同アピール」に「映像の掲載を『掲載後の削除』から『事前審査』に変更」と書いてあった (ソース:NIKKEI NET) ことについて、以下のような批判があがっている。

プロバイダー責任制限法によれば、プロバイダーはアップロードされるコンテンツをすべてチェックする義務はなく、違法なコンテンツが存在することを知ったときに削除すればよいとされている。ちなみにプロバイダー責任制限法は、我々が考える「プロバイダー」だけではなく、サーバの管理者にも適用される。

要するに日本においてもアメリカにおいても通報を受けてから削除すれば良いのである。JASRACは自らの利権のためならば法の理念などどうでも良い、ということを吐露した。

なにより著作権違反の監視はJASRACの仕事ではないか。

Youtubeの監視に追われるのはわかるが、その解決策として法的な責任を持たないYoutubeに監視業務を押し付けるような要望をする。だから「著作権ヤクザ」と呼ばれるのである。

著作権を守るためだからといって、法の趣旨を捻じ曲げることを断じて許すべきではない。

(どう過ごすか、これからの10年。 - JASRACが「仕事しません」「法を無視します」)


 「JASRACは自らの利権のためならば法の理念などどうでも良い、ということを吐露した」、本当にそうなのか?

 プロバイダーは、「通報を受けてから削除」すれば責任を問われない、というのはそのとおり。でも、プロバイダー責任制限法に「通報を受けるまで削除してはならない」あるいは「著作権違反があきらかでない場合にはアップロードを受け付けなければならない」なんて規定あったっけ? そんなのはサービス事業者とユーザー間の契約の問題でしょ。

 つまり、「映像の掲載を『掲載後の削除』から『事前審査』に変更」という JASRAC の要求は、なんらプロバイダー責任制限法の理念に反しない。むしろ、 YouTube で著作権侵害が蔓延していることを考えると、著作権法に規定された権利を守らんとする遵法精神に満ち溢れた行為なのだ。

 それなのにそれなのに、「ヤクザ」と罵倒される JASRAC。かわいそすぎる。まあ普段の行動に問題があるんだろうけどさ。

 YouTube を守るためだからといって、法の趣旨を捻じ曲げることを断じて許すべきではない。

 そう思います。

PS. 「なにより著作権違反の監視はJASRACの仕事ではないか」... そうなんですか? 教えてください。
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by kazuhooku | 2006-11-02 21:13 | 雑想
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