kazuho.exblog.jp - 奥 一穂の飲んでから書くブログ。なにもかもアルコールのせいです
グローバル化への技術的アプローチ
Life is beautiful: 素直な疑問:数字には四桁ごとにテンを打った方が日本人には読みやすくないか?」について。

 在りし日の中島少年の疑問はもっともだと思うけれども、言語や文化は、ともすれば不合理なものではないのか。日本古来の言語表現にも敬語のような「非合理的」な要素が多々含まれている。また、3桁の区切りを使う理由を「戦争に負けて、欧米を中心にしたグローバル経済圏に取り込まれた」からだとするのも短絡的に感じられる。

 反グローバル化 (あるいはアメリカからの自主独立) を掲げる一環として、桁区切りの問題を主張されるのであれば、それはかまわない。しかし、氏のエントリを見ても、どれだけ多くの外来語が使われていることか。戦争に勝った負けたではなく、グローバル化する世界の中で他文化とどのように向き合っていくのか、その姿勢が問題なのだ。

 その中で、数表の問題というのは、瑣末であり、また、弾さんも指摘しているように技術的解決も可能な一要素に過ぎない。言語的多様性を重んじるのであれば、そのために技術者ができることは、いろいろあると思います。

 ただ、いくらグローバル化の波にあらがったところで、たとえどれほど技術が発達したとしても、文化的多様性は失われていくのだろう。Japanize のような半自動翻訳、あるいは今後完全な機械翻訳が実用化されたとしても、その上でなされるコミュニケーション形態のグローバル化は避けられない。世界がひとつの村となるとき、そこにどれだけの多様性が残るのだろうか。


参考: finalventの日記 - 日本人はマイノリティか?

注: ブログのタイトルから毛唐くさいにおいがするのはさておくとしても
[PR]
by kazuhooku | 2007-02-01 11:09 | 雑想
<< 私的演奏補償金制度のご提案 mixi動画と「コミュニケーシ... >>