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kazuho.exblog.jp - 奥 一穂の飲んでから書くブログ。なにもかもアルコールのせいです
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弾さんは、
そんなこと禁じる権利は誰にあるのか? と書いてるけど、「初音ミク」は道具ではなくキャラクターでしょう。道具というのは、たとえば Photoshop のように裏方のものであって、それを使って作りましたなんて公言するものではない。あるいは、それを使って作ったことを売りにするものではない。 VOCALOID の場合は、「初音ミクが歌った曲」というのが売りなんだし、そうである以上、利用形態に制限を設けることは、クリプトンと利用者の双方にとって有益なんじゃないか、というのが少なくともクリプトンの考えなんでしょう。それはひとつの考え方として、とても納得できるものがある。 ただ、弾さんの論に対して、「契約に合意してるんだからガタガタ言うなよ」的な反論についても、自分は同調できない。そもそもこうした場合において契約者は対等でない場合が多いわけで、そのような場合に何をやってよくて何をやってはいけないか、というのは単純に二者間の問題として解決すべきではないからだ。この点について社会学的な側面から扱った本としては、宮台真司の「権力の予期理論—了解を媒介にした作動形式」を読んだことがあり、面白かった。 ![]() 自分の興味はむしろ、初音ミクのようなマーケティング手法が従来からあったものなのか、それとも新しいものなのか、といったあたりにある。B2B2C で言うと「Intel Inside」みたいなものはあったわけで、それがプロシューマレベルに落ちてきたという理解でいいのかな。いろいろ類例を見てみると学べるところがあるんじゃないか。あるいは、こうした契約の非対称性をマーケティングにどう活かすか、という点について解説した本があれば、ぜひ教えてください。 by kazuhooku | 2008-01-30 09:49 | 雑想
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