kazuho.exblog.jp - 奥 一穂の飲んでから書くブログ。なにもかもアルコールのせいです
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OSDN.jp の言行不一致 (追記)
佐渡氏は、意図とは違う部分が強調されていると主張しているらしいが、OSDN.jp 自身の記事を見ても、半分くらいはコミュニティ批判を繰り広げていたんじゃないのかなぁ。
slashdot.jp でも話題になっているわけだし、反論があるなら自分の blog で書けばいいのに...

佐渡氏は情報弱者ではないのに、まつもと氏と裏で馴れ合ってごまかしているような感じが気持ち悪い (実際そうだと言っているのではなく、そのように見える、ということ) ので、あえて追記しました。

※元記事はこちらです

12/8 追記:
佐渡氏がまつもと氏に送ったメールが氏のブログで公開されました。
氏が報道が間違っていると主張しているのは ORCA プロジェクトの部分のようで、本ブログで取り上げている部分ではない模様。
いずれにせよ、ちゃんと情報を出してくれるのは、ありがたいことです。
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by kazuhooku | 2004-12-08 16:34 | 雑想
楽器と職業の関係
 中高の同級生であるU氏の奥様から、mixi の紹介文をもらった。なんでも、プログラマは高音楽器が得意らしい。
 初めて読んだ時は、そんなものかな、ぐらいの感じだったのだが、だんだん気になってきた。
 得意な楽器と職業に関係はあるんだろうか? 思いつくまま挙げてみると...

バイオリン - プログラマ / SE
フルート - エンジニア
チェロ - マネージャー
コントラバス - マネージャー?
オーボエ - 獣医

 サンプルが少なすぎ (汗) でよくわかんないけど、高音楽器は技術者だねぇ。低音はやっぱり、人をまとめるのが好きなんだろうか。オーボエ = 獣医は、一体どういうことなんだろう? (笑)

 引き続き要調査。このブログを見た人で音楽をやっている社会人の方、職業と楽器を教えてください。
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by kazuhooku | 2004-12-08 14:12 | 雑想
OSDN.jp の言行不一致
 「Matzにっき(2004-12-02)」で、VA リナックスの佐渡氏の発言を知った。
 元の発言は、ITmedia の記事を見てもらえばいいが、言っていることとやっていることが正反対だ。

「*-jpといった感じで本流と離れてしまうことは、開発者から見ればよいことではない。」というのであれば、まず自ら sourceforge.jp を廃止したらどうですか。
「また、離れることで利権を得ようとする人たちも現れてくる。」というのは、OSDN.jp のことですか。
「それはFake Open Sourcerだね(だから排除すべき)という結論に達した」のであれば、自分を排除してください。

 2ヶ月ほど前、IPA 未踏プロジェクトの案件で、ソフトウェアをホスティングしてくれるサービスを探す必要に迫られた。複数人で開発を行うために CVS サーバが必要だったのだが、自分で構築するのも面倒だったので、だったらソフトの公開からバグトラッキングまで可能なサービスを利用するか、と考えたわけである。
 この際、候補に挙がったのは sourceforge.net と sourceforge.jp だった。現在プロジェクトに関与しているのは日本人のみなので、もちろん日本語のサービスを使用したい。しかし sourceforge.jp では、日本語以外のコミュニティに対して全く露出がない。これだと、開発の成果物を多くの人に使用してもらえないのではないか。そのように感じた。また、使い始めてから知ったのだが、 sourceforge.jp は sourceforge.net と比較すると、コンパイルファームの充実度などで差があったりする。要は sourceforge.net の兄弟と名乗っているものの、日本語コミュニティのみを対象にした縮小再生産なわけである。

 「肝心なのは日本で閉じることなく、グローバルに出て行くこと」という点には、諸手を挙げて賛成である。だとしたら、 OSDN.jp に sourceforge.jp を構築せずに sourceforge.net を多国語化するというアプローチは無かったのか。あるいは、それを本家に拒否されたのだとしても、独自に多国語をサポートするオープンソースのホスティングサービスを立ち上げることはできなかったのか? そうすれば、日本発のオープンソースソフトウェアを、日本語を介さない人々にも紹介することができたであろう。日本発のソフトウェアを英語版のオープンソースソフトウェアと同じサイトでホスティングする。同じアクセスランキングに表示する。そんなちょっとのことができていれば、現実はだいぶ違ったはずだ。

 今からでも遅くない。自分の言っていることを本当に信じているのなら、自ら招いた分断を解消するために、行動を開始してほしいと思う。

※追記はこちらです
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by kazuhooku | 2004-12-06 22:41 | 雑想
iPod の成功と NTT ドコモの未来 (その 2)
 前回のエントリ「iPod の成功と NTT ドコモの未来」にトラックバックがついていた。

 まずは、「mgkillerの目が光る。 : 汎用性にはリスクが伴う」について。ドコモが汎用 OS を搭載したスマートフォンを投入しない理由は、サポートコストの問題ではない。サポートコストが気になるのであれば、販売チャンネルを限定したり、サードパーティを限定したり、やり方はいくらでもある。
 ドコモがスマートフォンを投入しない理由は、iアプリが自社の寡占状態を強化するための道具だからだ。シェア 1 位のキャリアとしての地位をベースに iアプリという独自規格を構築し、サードパーティが豊富にアプリケーションを提供する。顧客は、そのアプリを使う以上、ドコモの携帯電話を持たざるを得ない、というビジネスモデルである。汎用 OS を搭載したスマートフォンは、このビジネスモデルと競合する以上、そのデバイスがより一般向けのものであればあるほど、販売しづらくなる。だからこそ、新規参入企業にはスマートフォンを差別化の道具として使うチャンスがあるわけである。

 「R30::マーケティング社会時評: 企業はスマートフォンを欲するか?」では、そんなこと百も承知の NTT ドコモに、それでもスマートフォンが勝つのだろうか、という点を指摘された。これは分からないとしか言いようがない。NTT ドコモのビジネスモデルと相容れないようなキラーアプリケーションが出てくるのか、それは何なのか、は分からない。(分かっていても教えないですけど)
 ただ、かつてはシェア拡大の武器であった i アプリは、いつのまにかジレンマに陥っている。
  • iアプリの仕様が拡大すればするほど、市場の狭さが問題になる
  • 携帯電話のコモディティ化を防ぐために、仕様追加 (新サービスの投入) は不可欠
  • 通信料の収益構造に悪影響を与える仕様追加はできない
 これらの問題を抱えながら、 NTT ドコモは AU とのコスト競争にも勝利しなければならない。Qualcomm が提供する CDMA1x + brew の方が FOMA + DoJa よりも安価なのは明らかだ。独自路線を維持するのは大変だろうなあ、と思うわけである。
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by kazuhooku | 2004-12-06 12:22 | 雑想
iPod の成功と NTT ドコモの未来
 多くの日本人は、携帯電話で一番進んでいるのは日本だと思っている。現状の理解として、これは正しい。しかし、5年後もそうなのだろうか。
 今夏、アメリカで開催された携帯電話関連のカンファレンスに参加した。その場で感じたのはスマートフォンの勢いだった。さまざまなメーカーが Windows Mobile を搭載した電話を展示していたし、マイクロソフト以外にも Palm や Symbian, Blackberry といった OS ベンダがソフト開発を呼びかけていた。
 これら汎用 OS を搭載したスマートフォンには、日本の携帯電話にない良さがある。それは、ソフトウェアで可能なことの範囲がはるかに広いという点だ。たとえば IM を常駐させてメッセージをポップアップさせたり、標準の電話帳を置き換えたり。携帯電話間の P2P だって実現可能なのである。新しい可能性を追求する環境という点では、日本は後塵を拝しているのだ。

 NTT ドコモ (および AU) は、携帯電話アプリの API を自ら企画決定し、対応ケータイの普及とアプリの増加を両輪で廻す、というビジネスモデルで成功してきた。しかし、既存の収益モデルを維持しながらの作業である以上、アプリでできることは、どうしても制限される傾向にある。また、ユーセージモデルを設定してから設計するため、最大公約数的な API にならざるを得ない。
 ここで思い出されるのは、シリコンオーディオプレーヤー (HDD オーディオプレーヤー) 市場でのソニーの失敗だ。グループの CD 販売とのバランスを取ろうとした結果、最良の商品を提供できなかったソニーは、市場を Apple や iRiver といった新規参入組に奪われてしまった。
 これと同様のことが、携帯電話市場でも発生するの可能性がある。

 と、ここまでが理論的な話。机上の空論に見えるかもしれない。しかし、ソフトバンクやイーアクセスといった、これから携帯電話事業に参入する企業は、この点を突いてくるだろうと、私は考えている。
 たとえば、企業向け市場について。NTT ドコモの DoJa で実現不可能なこととして、携帯電話へのグループウェア統合がある。携帯電話の電話帳ボタンを押すとサイボウズのアドレス帳が出たり、ノーツのメッセージが携帯電話に着信したり。Windows Mobile や Palm OS なら、こういった機能は簡単に実現できる。
 ソフトバンクが、グループウェアに統合可能なスマートフォンを武器に企業向け市場に切り込んできた時、既存キャリアに対抗するすべはあるのだろうか。
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by kazuhooku | 2004-12-01 20:49 | 雑想