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- 奥 一穂の飲んでから書くブログ。なにもかもアルコールのせいです
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ミクシィが運営するSNS「mixi」は、動画共有サービス「mixi 動画」を2月5日に開始する。 著作権に違反した動画コンテンツの不正アップロードに対しては、動画アップロードの際にユーザーに対して利用規約への同意を必須とするほか、著作権を持つ企業や団体向けの著作権等管理プログラムを用意。ミクシィによる審査を受けて管理プログラムのIDを取得した企業は、専用の管理ツールで動画をチェックでき、プログラムを通じて通報された不正なコンテンツはミクシィが優先して警告や削除、アカウント停止といった対応を行なう。 これを読んで一番疑問に感じたのは、「友人に公開」や「パスワードを設定して特定のユーザーにのみ公開」されているような動画についても (mixi が認定した) 第三者が審査し、著作権侵害として削除が行われたり、ペナルティがかけられたりする可能性があるんだろうか、ということ。 たとえば、友人と行ったカラオケの動画をパスワード設定して共有するのも、JASRAC が申し立てをすれば著作権侵害と判断されるんだろうか? たぶん論点は2つあって、ひとつは、コミュニケーションとプライバシーの問題。記事は、笠原社長が「動画はあくまで友人とのコミュニケーション手段」と主張する一方で、それに対する検閲機能を提供しようとしているように読める。自社の利益を最大化するためにそのような言動に及ぶのは理解できるし当然だとも思うけど、微妙な感じ。 もうひとつは、私的複製の範囲の問題。mixi を通じて友人とコンテンツを交換するのが私的複製の範囲内なのかどうなのか。私的複製を主張するネットワークベースのコンテンツ共有技術でいうと、iTunes の音楽共有やマイクロソフトの threedegrees (NDO::Weblog) なんかを思いつくけど、mixi の (権利を主張するのではなく妥協点を探るという) バランスの取り方が、両者のアプローチとは正反対なのが興味深い。 たしかなことは、コミュニケーションにせよ私的複製にせよ、ネットワークの発達にともなって形態が変わってきているわけで、その結果うまれた灰色領域が今後どのように色分けされていくのか。 mixi動画は、その一里塚になるかもしれないなと思った。 「mixi 動画の利用規約を斜め読み」に続く
by kazuhooku
| 2007-01-31 13:17
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